風邪は朝気付く

 ぬれマスク先生は歯科医師ですが、風邪の専門家が気付かなかった風邪をひきやすい時間帯、ひきにくい時間帯を世界で初めて発見し、それを証明しました。
 そのことを1998年3月の日本プライマリケア学会誌に発表しました。朝の起床時に気付くことが最も多いことを統計学が証明したのです。
 朝気付くということは,夜中の睡眠中に風邪がよけいに進んだことを表わしています。睡眠中は嚥下(えんげ)という飲食物を飲み込む運動が起こりません。朝の目覚めとともに口やノドの運動が一斉にはじまります。嚥下という大きな運動によってノドの痛みを感じるから起きがけに気付くのです。

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